星の誓い
海人はもう一度、

私の頭を撫でた。


「早く帰って、

その花あげよう」


海人は片手に傘を差し、

もう片方で、

私の手を握り、

歩き出した。


「海人…私、

大きくなったら、

海人のお嫁さんになる」


「じゃあ、あの大きな星に誓って、

オレも、

亜美をお嫁さんにする」




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