星の誓い
ふと、

パパは海人に目をやった。


「君もしかして・・・海人?」

「はい、ご無沙汰してます」


海人は、深々と頭を下げた。


「家内が目を覚ましたら、

また会ってやってくれ。

海人を、ホントの

息子みたいに思ってたから」


「はい、必ず」


・・・

手術は何とか成功した。

でも、今夜が峠だと言われた。
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