レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
透明…聖
繋がれた手から伝わる温もり。
少し前を歩いて俺を引っ張る君の姿。
涙が出そうになるほど。
この存在が嬉しくて。
“聖と出会えてよかったんだから”
俺が生まれたことを、今まで犯した罪を。
何もかもを包み込んで許してくれる言葉。
伊織と出会う前に俺と出会えたら、両思いになれたかな。
俺の、閉ざされた心に一筋の光が差し込んだ。
泉と言う名の、消えない光。
冬のように凍てついた心を、溶かす春のような温かさで。
泉に出会えたことに。
ただただ、感謝しよう。
これからの未来。
暗闇を歩く必要がないって。
泉が道しるべしてくれたから。
信じて進むんだ。
泉を信じる怖さはないから。
少し前を歩いて俺を引っ張る君の姿。
涙が出そうになるほど。
この存在が嬉しくて。
“聖と出会えてよかったんだから”
俺が生まれたことを、今まで犯した罪を。
何もかもを包み込んで許してくれる言葉。
伊織と出会う前に俺と出会えたら、両思いになれたかな。
俺の、閉ざされた心に一筋の光が差し込んだ。
泉と言う名の、消えない光。
冬のように凍てついた心を、溶かす春のような温かさで。
泉に出会えたことに。
ただただ、感謝しよう。
これからの未来。
暗闇を歩く必要がないって。
泉が道しるべしてくれたから。
信じて進むんだ。
泉を信じる怖さはないから。