レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
四人で映画を見たり、ゲーセン行ったり。
楽しく遊んで、解散になった時に聖が学に冷やかしながら尚子を送れよーと言った。
学ははにかみながら、そうすると言って尚子を送って行った。
………まじで、付き合うなこれ。
展開早いな。
腕を組みながらその様子を見ていると、聖が私の腕を取った。
「え」
「俺もいずちゃん、送るよ」
「いや、いいから」
「はあ?何で」
「チャリで来てるから」
「………………」
口を開けたまま、呆れた顔をする聖。
「…………チャリ…」
それから私が言った言葉を反芻する。
「うん、だからいいよ」
「で、でもさっ!やぱ危ないじゃん?!」
「何が?」
「もう九時過ぎだよ!?」
「ああ、うん」
「~~~~~~!!!」
へなへなとその場にしゃがみこむ聖を、首をかしげて見る。
何が、何で?
意味不明。
だって、チャリあったら送りなんかいらないよね?
今日はお兄ちゃんの原付借りれなかったから、チャリなだけだけど。
楽しく遊んで、解散になった時に聖が学に冷やかしながら尚子を送れよーと言った。
学ははにかみながら、そうすると言って尚子を送って行った。
………まじで、付き合うなこれ。
展開早いな。
腕を組みながらその様子を見ていると、聖が私の腕を取った。
「え」
「俺もいずちゃん、送るよ」
「いや、いいから」
「はあ?何で」
「チャリで来てるから」
「………………」
口を開けたまま、呆れた顔をする聖。
「…………チャリ…」
それから私が言った言葉を反芻する。
「うん、だからいいよ」
「で、でもさっ!やぱ危ないじゃん?!」
「何が?」
「もう九時過ぎだよ!?」
「ああ、うん」
「~~~~~~!!!」
へなへなとその場にしゃがみこむ聖を、首をかしげて見る。
何が、何で?
意味不明。
だって、チャリあったら送りなんかいらないよね?
今日はお兄ちゃんの原付借りれなかったから、チャリなだけだけど。