執事と秘密の恋愛
日曜日。
今日は正也と遊園地デート。
「正也、はやくはやく!!」
「子供だな」
「正也が大人なの」
遊園地に来たっていうのに、正也はすごく落ち着いてる。
普通は興奮するでしょ。
「正也、あれ乗りたい」
「しょうがねぇな」
あたしが指さしたのはジェットコースター
すごくおもしろそう。
「ドキドキするね」
あたしたちはジェットコースターのいちばん前に座った。
「いちばん前って、あたしたちついてるね」
「興奮しすぎ」
「いいでしょ」