執事と秘密の恋愛



次の日も、その次の日も、嫌がらせは続いた。

「玲香、あたしの理科のノート知らない?」

「またなくなったの?ゴミ箱は?」

ノートや教科書がなくなるようになった。

でもだんだん慣れてきた。

いつもはゴミ箱に捨ててある。

けど今日はなかった。

「それがないの」

理科室に忘れてきたかな?

「ちょっと理科室行ってくる」

「うん」

せっかく理科が楽しくなってきたのに最悪…。



< 123 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop