執事と秘密の恋愛



玲香の恋、うまくいくといいな。

「あのさ」

「ん?何?」

「今日の放課後、空いてる?」

「空いてるけど、何で?」

「話があるんだ」

「いいよ。じゃあ駅の近くのカフェで話す?」

「うん」

玲香があたしに頼ってきてくれるなんて、ちょっと嬉しいな。

玲香は気が強いから、あたしには全然頼らない。

悩みとかないのもあるけどね。



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