執事と秘密の恋愛
「ごちそうさまでした」
「うまかったか?」
「うん。アメリカから帰ってきたら、また作ってね。どれだけおいしくなったか確かめてあげる」
「そのときは、おいしすぎて涙でるぞ」
「楽しみにしてる」
ていうか、これ以上においしいハンバーグなんてある?
正也なら、作れるかもね。
「ねぇ、これからどうすんの?」
何もすることがないから、ベッドに座った。
ベッドは大きいから、アメリカには持っていかないのかな。