執事と秘密の恋愛



「だって、私服だからオシャレできるじゃん。社会人になったらスーツだからね」

「たしかに。オシャレできるの大学だけかもね」

「それに、夏休みとか長いし」

「ちょっと子供っぽい」

「いいじゃん。まだ若いんだから」

「それもそうだね」

「てことで、愛美がオシャレしたいと思って…じゃーん!!」

「え?」

玲香が箱をあたしに差し出した。



< 242 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop