執事と秘密の恋愛



唇が離れると、恥ずかしくて下を向く。

「恥ずかしがるなんて、かわいいな」

もっと恥ずかしくなる。

「ケーキ食べるか?」

「うん」

「いちごもらうぞ」

「え!?」

正也はショートケーキのいちごを食べてしまった。

「ごちそうさま。俺、仕事あるから」

正也は部屋をでていった。

いちごをとられてムカついたけど、かわいい正也に笑みがこぼれる。



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