ねえ、キミの気持ちを教えて?
「ただいま~~。」
帰って早々着替えもせずベッドにダイブ。
"もし就職も大学もいけなかったら、俺が拾ってやるよ。そんで、一生お前の面倒見てやるから。"
この言葉がずっと頭から離れない。
そのあとは、笑い飛ばしたけど、それでも心の中は大興奮!!
もう、勘違いしちゃうでしょ!
そんなことを思っていると携帯がなった。
こんな夜に電話なんて…めいわくだよ~~。
「もしもし?」
「あ、俺。森田です。」
ももももももも森田ああああああ!?
なんで!?番号教えたっけ…あ、教えたわ。
「とくに用は無いんだけど…今ひま?」
「う、うん。超暇!!」
まあ、用も無いのに日付が変わるくらいまで語った。
「あ、もう12時じゃん。山崎寝なくても大丈夫?」
うん、覚悟を決めよう。
今言わなかったらずっと言えない気がする。ここは今のテンションでがつんと言ってしまおう。うん。勇気を出せ!!!!
「大丈夫なんだけど…森田。あのさあ、私さあ森田のこと好きになっちゃったっぽいんだよね…」
「ぽいってなんだよ。笑」
受話器越しに笑い声が響く。
ぽいって本当なに!?笑
「好き、なの!森田のこと!冗談とかじゃなくて!」
「え!?マジな方なの?」
「うん、まじなほう。」
心臓がうるさくて口から飛び出そう。
のどのおくがすっごい乾いてて水飲みたい。
「俺も、山崎のこと好きだよ。でも電話だけじゃ伝わらないことが多すぎる。から、今度2人で話そう。」
「うん。じゃあ、私寝るね。」
「おう。夜までごめんな。メールする。」
その日はこのまま寝た。