ねえ、キミの気持ちを教えて？
帰りは１１時になった。
話題は尽きることなく、永遠と話し続けた。
とても楽しい時間だった。

この時間で、ひとつわかったことがある。


それは、私はどうやら森田のことが好きになってしまったようだ。


どきっとしたり、ずっと一緒にいたいって思ったり、そういうのって恋らしいし。
だから多分私は森田が好き。
好きって思ってしまうと、感情にブレーキがかけられなくなっちゃうって言うけど、本当にそうだ。
感情にブレーキが一切かけられない。
次あったとき…大丈夫かな。


とりあえず、お風呂に入って、ご飯を食べて、したくして、ベッドに入った。
今日の出来事を振り返ってみた。

当然、森田のことでいっぱいだった。
森田は今、高校のテニス部でキャプテンしてて、つい最近彼女と別れてしまったらしい。
部活面では、全国大会までいったけど、初戦敗退してしまったと言っていた。
学校の方では、楽しくやっているらしい。でも、森田の元カノが、すっごい性格悪かったらしく、結構面倒くさいことになっているらしい。
そして、近々予備校に通うっていってた。
いい大学にいきたいらしい。
まあ、よく勉強する気になれるよね～～。私は机に向かっただけで気が狂いそうなのに…。
でも、そうやって自分の嫌なことまでして、夢をかなえようとする姿は、本当に素敵だなあ。見習いたいなあ。って思う。
そういう、森田の一生懸命さや、まじめさに惚れているのかもしれない。

本当にすごいよ、森田は。


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