恋の瞳
「だだいま」

「おかえりっ何借りてきたの?」

袋の中を見た

ホラー・・・そこにはホラー映画が入っていた

「瞳、ホラー苦手」

「でも見るぞ」

「えー」


お化けがでるたびに「キャー」って言って疲れたし・・・怖い

「カタッ」って音がするたびに、反応して「キャー」って言ってたから、お兄ちゃんはビデオを止めてくれた

「そんなに怖い?」

「うん・・・寝れない」

「じゃあ、ここで寝ろ」

駿兄は、そういってせまい二段ベッドを半分瞳の場所にしてくれた

「ありがと。でも襲わないでね」

「襲うかも(笑)」

そんな冗談を言って、瞳は寝た。

なぜか安心できた
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