恋したその日・・・
春sido

「春、ちょっといい?」
雪はいつもより元気がなくて、疲れ果てている感じだ
「うん、とりあえず、屋上に行こう?」

「わかった・・・」
春は、少しふらついていて、見ていられなくなって、雪の腕をつかんで自分の肩に乗せる
(雪。相当ため込んでるな・・坂下の奴何してんだよ!!雪をこんなになるまで追い込んで)


「雪、着いたよ 私に話って何? どうせ坂下関係なんでしょうけどね・・・」

「春、どうしてわかるの?」
(やっぱり・・坂下の奴さいやくだな)
「雪、坂下と何があったの?」

「和君は関係ないの!」

「じゃあ何があったの?」

「・・・・」

「言ってみて? 私に解決できないかもしれないけど・・」

「・・誰にも言わないでほしいの」

「言わないから 大丈夫! 私を信じて?」

「・・和君の事好きな人がいて、和君はあんたみたいな、ブスなんか好きじゃないってって言われて・・・そんな事が最近毎日続いてて、和君に言ったら、何するか分からないから和君に相談できなくて・・・それで、雪には何でも相談しあってたから、しかも、このままだと、和君に会うのも嫌になりそうで・・・」
(最低!! 雪が、こんなんになるまで追い込んで そんなに別れてほしいなら、坂下に言えばいいのに!!)
「雪、坂下に言うべきだよ!!」

「和君にはこんな事で、相談したくない!!」

「こんなことって!! 助けてほしいから、相談したんでしょ! 坂下なら、雪をこんなんになるまで追い込んだ奴を、許すはずないじゃん!! しかも、別れてほしいなら、坂下言えばいいのに」
(思った事全部伝えた、ありのままを・・・)
「・・・和君には嫌!!」

「そんなに言うなら、もう知らないよ!!」

「だって、和君に言ったら、相手に何するかわからないから。相手が可哀想だよ・・・」



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