思い出のきみ
オレの横には沙依が眠っていた。


オレの左腕に頭を乗せて。

沙依の顔にかかった髪を払って頭にキスをした。

沙依は、オレに抱き着き微笑んだ。


右肩に痛みを感じた。

(あぁ撃たれたんだっけな)


しかし、そんな事はどうでもよかった。


< 32 / 37 >

この作品をシェア

pagetop