思い出のきみ
それから、1週間に1度は救命センターに赴いた。


最初は呆れていた沙依も、諦めたようで出会って2ヶ月後に映画に行く約束をしてくれた。


嬉しい反面、ひどくナーバスにもなった。


大橋は「ま、最初で最後のデートだな。」と思い切り肩を叩いた。
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