思い出のきみ
水色のワンピースを着た沙依は美しかった。


確か、サスペンス映画を観たのだが、内容はほとんど覚えていなかった。

食事をしたが、味もわからなかった。


ただ、彼女が笑っていてくれたらいい…と願っていた。それだけだった。
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