恋、時々失恋。
*気持ち
「詩ー!一緒に帰ろ?」
「うん!」
満面の笑みを浮かべて大貴が教室に来た。
「詩は俺のどこが好きなの?」
「うーん、優しいところとか…笑顔とか」
なにいきなり…こんな質問ずるいよ。
顔が熱くなってきてほっぺを抑えてしまった。
「隠さないでよ…かわいいな詩は。」
「いや、みないでー」
大貴はずるい。そうやって私の心をどんどんつかんでいく。
「あ、そうだ!今度の土曜日空いてる?」
「え?土曜日?うーん空いてるけど・・・」
「じゃあ、俺とデートしよ」