大好きな君へ



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あたしは、中学後半頃から“トモダチ”という存在がわからなくなってきていた



ハブられるのが嫌で



1人になるのが嫌で



どこまでも弱虫なあたしは、“トモダチ”がわからなかった




学校で会って、たまに放課後や休日に遊ぶ



確かに楽しい時もあった



だけど…









大半は愛想笑いをしていた



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