大好きな君へ




今日もいつも通りの学校だった



朝のバスと徒歩での登校


風が強くて髪の毛がボサボサになりながらも、梅雨前のじめじめとした暑さを和らげてくれるそれを心地よく感じながらも学校に足を進めた



今でも彼に会いたいという気持ちは押さえられない



だけど、現実は…


いつしか諦めかけている自分がいた










中学のころバスケ部だったあたしは、中3の夏に引退したため、体力なんてなくなって、学校に着くころには少し息切れをしていた



学校は坂道を登ったところにあるから、いつも息切れしてしまう…



高校では部活に入るつもりもなく、どちらかと言うと大人しい方だと思う


今日も一日が始まった…






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