*片思い*





今の言葉かなりあたしの胸にヒットしたんですけど!!!



ヤバい。



嬉しすぎ。



どうしょう…ニヤけが止まんない。




「ふふっ♪」



あたしは思わずその嬉しさを声に出してしまった。




「何笑ってんの」



あたしのニヤけ声に気づいた優也は言った。



「なぁんにもっ♪」



どうしたって、この気持ちに嘘は付けない。




あたしやっぱり優也が好きだよ。




「お前ら付き合ってんの?」



「はぁ!?」



優也からの変な質問にあたしは声が裏がえった。



「お前とアイツ……確か悠だっけ?」



え!?



何であたしと悠が付き合ってるって変に誤解してんの!?



もしかして変な噂流れてんの!?!?




「ま、まさか!!付き合ってないよ!?!?!?」



必死であたしは否定した。



だって誤解されたくないもん。





「そっか良かった……」



思わぬ優也からの返答にあたしは固まった。


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