*片思い*

とにかくみんなに助けてメールを送った。


周りはだんだん暗くなってきてるし、ここ意外と林多いし…。


何かひょっこりあそこから出てきそうだし…!!


怖いよぉーーー!!!!!



その時だった。


ガザっ!!
ガサガサっ!!


「!!!!!!!!!」


嘘っ!!


ヤダっ!!何か出てくるっ!!!!!


あたしは瞼を強く瞑った。










「郁美?」


「……ぇっ…?」


「お前やっと居たしっ!!」


瞼を開けるとそこには汗まみれで、ちょっと汚い優也がいた。



「ゆ…優也?」


「はぁ!?お前何馬鹿なこと言ってんの!?」


「ゆ、優也ぁ~~っ!!!!!」



あたしはまた大泣きした(笑)


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