*片思い*




お弁当を開けようとしたときいきなり


「今日は……///」


って何やらモジモジする淕。


「「今日は?」」


あたしと優也は声を揃えて聞く。





「月に一度の淕の愛妻弁当の日だぁーー!!!!!」


いきなり大声で喜び出す恭平君。


あたしと優也はビックリして目が大きいなった。


「しかもチャーハンっ♪」


更に今日のメニューを付け加える恭平君。


「えへへっ…はいっ!!」


照れながら弁当を恭平君に差し出す淕。


なるほど…さっき淕がモジモジしていたのはこういうことかぁ…。



「はいっ、じゃあー俺のパン達は優也と郁美ちゃんにあげるっ♪♪」


そう言って差し出された大量のパン達…。


「マジでぇ!?いっただきぃ~♪」


優也は嬉しそうに自分の好きなパンだけ取る。



ってちょっと~!!


あたしの好きなメロンパン取ってるしっ!!


「優也ぁ!!メロンパンはあたしのぉ~」


「はぁ!?何言ってんの!メロンパンちゃんは俺のだもぉ~ん♪」


そう言ってメロンパンをひょいってあたしの座高より上に上げる。



こんにゃろぉ~~!!



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