地味子ちゃんの正体

 那「わかったから・・・・

   泣くな・・・」


 私は由衣の涙をぬぐってやった・・。


 由「あ・・りがとう・・・((ニコッ」

 那「べっ、べつに・・・。」


 私は、とっても申し訳ない気持ちに押しつぶされそうだった・・。


 私が、『あっ、あそこ歩いてる奴のが可愛いじゃん!!』

 なんて言わなければ、こんなことにならなかった・・・


 -ぎゅっ-

 由「・・・あなたが苦しくなることないよ・・・

   あなたと、私を連れてきた奴らが苦しまなきゃっ」

 那「・・・うん」



 私は由衣の話を聞いて、荒れる意味が分からなくなってきて・・。

 荒れるのをやめたんだ・・・・


 -バンッ-

 ビクッ

 私がビクッとなったら、由衣が強く抱きしめてくれた。


 「おい、大人しくしてたかー?」

 那「・・・」

 「あれー?那希ちゃん?どうしたの?

  お姉さんなんかに抱きしめられちゃって(笑)

  人肌が恋しくなっちゃった?(笑)

  俺が抱きしめてあげよーか?」

 那「・・・気持ち悪ぃ・・。」

 「ぁんだと!? 

  ・・・ちょっと痛い目にあわせないといけねーのかなー?(ニヤッ」
 
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