梶山書店物語〈壱〉
店長は出入口に向かう学生に近付いて声をかけた。
「まだお会計まだですよ…うおっ!!」
店長は腕から血が滴っている。学生も、まさかここまでだと思っていなかったんだろう。
驚いて固まってる。
やっと頭が動き出したのか逃げ出そうとするから俺は出入口を塞いだ。
自暴自棄になったのか刃物を振り回してきたから俺は避けるしか出来ない。
一発殴りたいのに殴れない。
イライラだけが募る。
「何やってんの?」
「まだお会計まだですよ…うおっ!!」
店長は腕から血が滴っている。学生も、まさかここまでだと思っていなかったんだろう。
驚いて固まってる。
やっと頭が動き出したのか逃げ出そうとするから俺は出入口を塞いだ。
自暴自棄になったのか刃物を振り回してきたから俺は避けるしか出来ない。
一発殴りたいのに殴れない。
イライラだけが募る。
「何やってんの?」