梶山書店物語〈壱〉
暢気に休憩から帰ってきた最中は完全に昼寝してただろうっていう顔だ。
「刃物持ってるか…」
店長の話を最後まで聞かずに万引き犯に見事な回し蹴りをくらわしていた。
万引き犯は肩を抑えて踞っている。
物凄い鈍い音がなっていた。
周りの客は何故か拍手喝采だ。
「…って、バカか!!」
「いや、刃物危ないから」
そんな問題ではなくて刺されたらどうするつもりだったんだ。
「刃物持ってるか…」
店長の話を最後まで聞かずに万引き犯に見事な回し蹴りをくらわしていた。
万引き犯は肩を抑えて踞っている。
物凄い鈍い音がなっていた。
周りの客は何故か拍手喝采だ。
「…って、バカか!!」
「いや、刃物危ないから」
そんな問題ではなくて刺されたらどうするつもりだったんだ。