梶山書店物語〈壱〉
脚注
『性的な意味で言ったんですよ』

何か反応があったり意識してくれてるか。と思ったが全く気にしてない様子だ。

「もう14連勤突破じゃないっすか?」

「そうだっけ?感覚ねぇな」

3人でレジに並んでるのも珍しい光景だ。
いつも誰かは棚で品出ししている。

最中さんが、客に呼ばれてレジから出ていく。

「少し事務所で休まれたらどうですか?」

店長は、POPに一生懸命なのか顔すらあげようとしない。

「今は大丈夫だから疲れたら休ましてもらうわ」





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