スーパー☆ガール
「「益田ぁ??」」

「そっ!益田くん!彼 けっこう顔がイケメンじゃん♪」



お台場のとあるマクドナルド


あたし “朽木ミミ”は同じクラスメートのアユちゃんと花梨と一緒に学校の男子の話題で盛り上がっていた




「益田って あの“益田啓一”!?いやー フツーにあの男はダメでしょ」
「うん。花梨もアユポンと同じ意見ー!」
「え~ そう?」
「それにさ 益田ってマザコンっていう噂が流れてるべ!」
「え” マジ!?」
「あー それなら花梨も聞いたことありゅ~っ!」
「うっそ~!じゃあ益田くんはやめよ・・・」


ミーハーなあたしは カッコイイ男の子がいるとすぐに一目ぼれをするタイプでした

カッコイイ男の子がいてはキャーキャー騒ぎまくって 一日中その人のことで頭がいっぱいになるぐらい


でも その恋はすぐに終わっちゃうのがあたしのオチでした

早くて10分、遅くても最低3日



その原因は、今のように男の子のダメだしを聞くとあたしの中の愛は一気に覚めることでした



そうなのです

あたしの場合 ずっとこれの繰り返しで本気で人を愛したことなんて今まで一度もありませんでした
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