あたしだけの彼



「そらは俺のってみんなが
わかったしいいんじゃね?」

たかー!そうゆう問題じゃ
ないよー泣


それから授業が始まるも
あたしは幸せいっぱいで
それどころじゃなかった。

もちろん愛理と心に質問攻めに
あったり大変だった。

帰りはそれぞれ彼氏と
帰ることになりあたしは
玄関でたかを待っていた。


「そらちゃんやんな?」

「はい?」
誰だろ?

「俺隆弘の連れ。あいつもう
ちょいしたら来るでな。」

「そうですか。わざわざ
ありがとうございます」

「あいつほんまそらちゃんの
こと好きやからな。こっちが
恥ずかしくなるくらいに」

え、そうなんだ。嬉しい。

「おい。お前そらにいらん
ことゆーなよ」

「やべっ。今の隆弘にわ
内緒な。」

「はい。」

あたしは嬉しくてニヤニヤが
おさまらなかった。

「わりぃ。待たせたな。
あいつになんか言われたろ?」

「なんも言われてないよー」


あたしとあの人の秘密だっ。

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