あたしだけの彼




でも、お姉さんの服は
全体的に露出が多い。

「お待たせ」

「やっぱ、姉貴の服
貸すんじゃなかった」

「ん?可愛いでしょ?」

「可愛いけど誰にも
見せたくないから」

たか可愛い~!!

あたしとたかと優さんと
信さんと近くのファミレス
へと行った。

ご飯を食べ外で一服。
みんな未成年ですよ?

近くに居る男6人くらいが
こっちをニヤニヤ
しながら見ていた。

「あいつらなんだよ」

優さんが苛々している。
今にも殴りかかりそうな。

「おい優。そらちゃん」

「あぁ、わりぃ」

あたし?あたしがなに?

「お前ら可愛い子連れてん
じゃん。こっちに貸してよ。」

相手の1人が喋りかけてきた。

「あぁ?うっせーな。消えろ」

優さんが言い返す。

「あ、今から4人で楽しい
ことするんですかー?」

なんて気持ち悪いことを
言い出した。その言葉に
たかがブチ切れた。

「お前らうぜーんだよ」


< 32 / 42 >

この作品をシェア

pagetop