あたしだけの彼
出逢い




「ちょっと、そら寝過ぎ!!!」


げっ、愛理怒ってるよー

「お、お腹すいたね。食堂行こ」

「誤魔化すな!!」


心ちゃーん。笑ってないでフォロー
しよーよー。泣

食堂は同い年の子から年上まで
たくさんの人がいた。

「人おおっ。座る場所ないねー」

「お弁当のがよかったかな」

あたしちは頼んだご飯を持ちながら
座る席を探していた。

「ここ座ってえーで。」

声の方を見ると男の人3人が座ってる。
6人席だからちょうどあたしたちが
座れる席だった。


「あ、いいんですか?ありがとー」

愛理がニコニコしながら席へと着く。
それに続いて心も席に座る。


あんまり乗り気じゃないけど...
席がここしかないんじゃ仕方ないよね。
と、あたしは渋々席に着く。


「君ら名前なんて言うん?」
1人の男にそう聞かれ2人とも
自己紹介を始めた。

「そら...」

あたしが無愛想に答えると

「すいません。この子男苦手なんで」
と2人がフォローを入れる。

はー、はやくどっか行ってくれないかな

みんなが喋っているもあたしは
そんなことを考えていた。


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