愛のうた。
こうして2人はメールしあうようになった。


それ+話すようにもなり・・・、


あんなに照れて素直に話せなかったけど今の俺には出来る。


「シュン、最近調子いいじゃん」


「だろ?」


俺はノロケっ顔で笑う。


するとノゾムが机にうつ伏せになる。



「あ~俺も恋してぇ!彼女ほし~」


「お前さんざんモテてるくせによく言うよ。」


「シュンだってそうだろ?」


「はぁ?俺は沙知一筋だっつーの」


俺はどんなに美人な奴がいても、沙知には敵わないと思う。


てかノゾムはナナが好きなんじゃねーのかよ。


「俺もさ、なんつーの?茶髪でスタイルがよくてよ、
面白いっていう姉系な人いね~のかよ~」



いるだろ。



沙知のダチのナナと特徴カブってんだよ。


あいつは茶髪・スタイルよし・面白い・姉系メイクっぽい。


絶対ナナの事好きだわ、ノゾム。


まぁノゾムには黙っといてタイミングを見計らって沙知に言っておこう。


「でもよ、沙知ちゃんって可愛いだろ?結構狙ってる奴いるらしいぜ。
早いとこ告れよ、シュン!」


告る・・・・。


「そうやってためらうなよ!俺、お前と沙知ちゃん似合うと思うよ」


「さんきゅ・・・ノゾム、俺沙知に告るよ」


今の俺なら沙知に告白できる!!



< 13 / 272 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop