愛のうた。
「尚・・・ッ!!こわいぃぃぃ~~~っ!」

二人はお化け屋敷の中。

私は小さい頃からお化け屋敷が大嫌いで・・・。

もう高校生だしと思い、入ったのが間違いだった。



私は尚のシャツをぎゅっと掴む。


すると、尚が私の手を握った。



恐怖と緊張に包まれる。




「大丈夫。俺がいるから」



とくん。



あ・・・・。

また鳴った。



とくん。とくん。とくん。




この胸の高鳴り。
尚に聞こえてないよね・・・??




私、やっぱりー・・・。




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