愛のうた。
「一生忘れられない青春。」沙知side
旅行計画はちゃくちゃくと進んでいく。

気がつけば旅行の3日前になっていた。


今から私は楽しみで仕方がない。

1年の時行ったプチ旅行は、
皆お金も無かったから隣県だったけど、今度は違う。


ダイチの友達の京輔さんが若くして旅館をオープンしたらしく、
その旅館も場所は夢見た“東京”!!


私は初めてあの都会の東京に行ける事が出来る。

そこから少し離れた千葉の水族館も行ける。



親の了承済みだし、
今日は尚と旅行に必要なものを買いそろえるために、
ショッピングモールにやってきた。


まぁ、ほとんど物は揃ってるから買わなくていいんだけど、
単純に尚に逢いたいとゆうね///



「なんか広くてわかんねーな」

ぼそっとつぶやく尚。


「ええ!?
もっと東京は広いんだよ??
尚はいつも行ってるんじゃないの?」


「それとこれは別。
ここはどこに何があるのか俺にはさっぱりだ」

やれやれと首を横に振る尚。



「私にまかせなさぁ~い♪♪」

私は暇さえあればナナ達とここをぶらついてる。



そのせいか、このショッピングモールはほぼ把握している。



「あー!これ、可愛い」



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