愛のうた。
「そう装ってるだけなの。
二人でデートなんか全くしてないよ・・・
手、繋ぐ事すら難しい感じ」

不満そうにそう言うユキ。


「ええ?
じゃあキスとかしてないの~?」

「当たり前じゃないかぁ!
本当ナナと沙知が羨ましいよ。
ナナはラブラブだし、
沙知は本当、幸せそう」


そうだったんだ。

ヨウタって照れ屋なんだね。




「・・・ナナは?」

私がそう聞くとナナは満面の笑み。


「あたしはノゾムを好き過ぎてヤバイ!
でもね、ノゾムモテるでしょ?
ちょっと不安なんだよねぇ・・・」


「大丈夫でしょ。
ノゾム君もナナに溺愛してるもん」

「そうかなぁ?
沙知、ありがとう★」



ちょっとイラっときてしまった(涙)



ナナが話出すとキリがない。
永遠にノロケ話を聞かされる。


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