愛のうた。
二人の間に異様な空気が流れる。

早く、この場から逃げたい。


私にはこんな空気耐えきれない。

未波ちゃんは短い髪をいじってる。


要件あるなら早く言ってよ!!



「本題に入るけど、沙知さん。
もう俊くんに関わらないでくれる?
正直言って本っ当迷惑。」


「えっ・・・?」



関わらないで?

迷惑?



言ってる事の意味が分からない。



「だから俊くんを苦しめないで。
・・・元カノのくせに」

未波ちゃんは私をじっと睨む。



苦しくも何も、私何もしてないし・・・



「アタシ、俊くんの傷つく顔見たくないの!
お願い!!」

未波ちゃんは残ってたコーヒーを飲み干す。


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