愛のうた。
やめて、私何もしてない!!

シュンの話をしないで・・・



「俊くんが寝言でいつも
“沙知ごめん”って言ってるの、だから・・・」



私の事を?

寝言でごめん?


私があげたネックレス付けてて、
寝言まで・・・。


シュンは何を考えているの??

これ以上、私を惑わせないで・・・っ!!




「私は関係ない!!」

必死で声を張り上げた。

ちらちらと私たちを見る客。


私はテーブルに300円を置いて、
バックを持つと急いでカフェから出た。


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