愛のうた。
「ね~お姉ちゃん」

「なあに?千沙」


今日は妹、千沙とお留守番。


「尚さんと結婚するのー?」

「ぶっ!!」



私は飲んでいた水を詰まらせてしまった。


「ゲホッゲホ」

「大丈夫~?
お姉ちゃん」



結婚なんて・・・、
早過ぎだし!



「なんでそんな質問するのよ~・・・。」

「だってぇー
千沙、尚さんいいと思うんだもん」



千沙は尚の事がとても気に入ってる。

尚もよく千沙の面倒を見てくれたりもする。




「あのね・・・。
まだそんな事考えてないよ」

「ちぇー。」



頬を膨らませる千沙。

千沙は私とシュンが別れた事を知ってる。


だからこそ、
こうやってあえて明るく接してくれる。


千沙、ありがとう。



「あーさむっ」


私は急いで布団にくるまる。

そして、眠りに落ちた。

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