愛のうた。
尚との出逢いは突然で。

傷ついた心をお互いに埋め合った。

尚には私が必要で、
私には尚が必要だった。


観覧車でキスをした事、
尚の心の支えになれた事。


慰め合い、笑顔になれた事。

いつだって私を一番に考えてくれた。


あの河川敷の川原。

イルミネーションが光る観覧車。




あの無邪気な笑顔。


全部、全部。



私の心の支えだったの。




シュンは恋。


尚は私に愛を教えてくれた。



ほんとに、
ほんとに、

ありがとう。



傷つけてごめん。

だけど、私は進みます。



新たな一歩を進み始めます。



「幸せになれよ」


その声が私の耳をすりぬけ、
心に響いた。

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