愛のうた。
「さ~む~い~」

なんだなんだ?
この寒さは・・・。

私はマフラーをきつく巻く。


学校に行くのが憂鬱だ。

ナナたちに会ったら、どうしよう。



私が素直に謝るの??
それとも開き直る??

ううん、どっちも無理・・・。



どうしよ・・・どうしよ。



「おっはよ~う♪」

「あ、ユキ」

「お~っす」

「ヨウタ!」


ヨウタとユキが、
珍しく手を繋いでやってきた。



「もしかして、
まだナナたちの事気にしてる?」

「えっ・・・あ、うん」


「多分大丈夫だと思う。
シュンの奴、やってくれたし」


ニコニコと笑うユキ。


「え、シュンが?」

「ほらほら、教室入ろう~」


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