愛のうた。
気がつくと全力疾走で走っていた。

私の心はまるで嵐のように、
雷鳴が響くかのように、
涙の雨が降っている。


なんで運命はこんなにも残酷なの・・・---??



「はぁ、・・・っ
はぁ、シュンッ!!・・・シュンッ」



こんなの冗談でしょ?
嘘に決まってるでしょ?

またあの笑顔見れるよね?
いつもみたいなジョークだよね?



「・・・っうう」



無我夢中で走り続けて、
たどり着いた先は

・・・病院。



シュンが・・・
シュンが・・・。





死ぬはずがない。




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