愛のうた。
「初Kiss。」 沙知side
「ナナ~どうしよう!」

「どうしたの?」

「今週シュンの誕生日なんだけど、プレゼントどうしようかなぁって」

どういうのにすればいいんだろう。


「沙知は何もらったの??」

「フローラルの香水だよ!欲しかったんだ~」

「へ~なんで欲しいって分かったの??」


「たぶんシュンの妹の恋花ちゃんと私の妹の千沙繋がりだと思う」

「へぇ~シュンならネックレスとかがいいんじゃない??」

そういえばシュン、よくアクセサリーつけてる!!


「それいいかも」

「ところでその日ってデートする?」

「うん!久しぶりに^^シュンの家なんだぁ。楽しみ!」

そう言うとナナがニヤつく。

「ちょっ・・・変なこと考えないでよ~」

「うふふっ頑張れ沙知!」


うわっこの人変なこと考えてるよぉ~~~


「だ~か~ら~手を繋ぐので精一杯なの!!」

「嘘!?じゃあキスもしてないの??」

私はコクンと頷く。


「はぁ~?ありえないし。シュンって意外と奥手なんだねぇ~」

「でもキスなんか無くても私、幸せだしっ」

そっぽを向いて意地を張る私にナナが宥める。


「大丈夫だって♪ぜぇ~ったいデートの日キスするって!」

ナナが私の髪をぐしゃぐしゃにする。

ムカっ!!!!




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