愛のうた。
わ、シュン寝てるよ~


そして電車に揺られること1時間。

やっと目的地の駅に着いた。

「うわぁ~キレイだし、空気美味しい!」

目の前には海、そして山。

まるで都会から田舎に来たみたい!!


「チェックインは午後からだから、そこら辺でお昼食べて、近く回ってみる?」

とナナがマップを片手に話す。


「そうだね、目の前にショッピングモールあるし!」

「俺、服見てぇな」

とノゾム君がはしゃぎだす。


「OK!じゃあモールの中でお昼食べようか」

とゆうことで、4人はショッピングモールの中に入る。


「へぇ~田舎なのにすごいねぇ」

ナナの言うとおり、店舗数が多く設備をしっかりとしていて、人で賑わっている。


「あっ、あそこの店!シュン行こうぜ」

「おう」


シュンとノゾム君はメンズ店に入ってしまった。


中に入りにくく、私とナナはショーケースごしにマネキンを見ていた。

「意外とここの店の服カッコイイね」

「うん、ノゾム君に似合いそう!」

「コレ、シュンっぽくない??」

ナナが指差した方向には空色のパーカー。

髪は黒、そして真面目君になったシュンにはぴったり。

このパーカーを着たシュンを想像すると・・・やっぱ似合ってる。


そんな事を考えると、シュンたちが店内から出てきた。

「ノゾムは何買ったの?」

「俺はこのプリントTシャツ」

ノゾム君が袋からTシャツを取り出す。


「コレ、ノゾムに似合ってるね!」

「だろ。さんきゅ」

ナナとノゾム君はまた2人の世界に入ってるよ~



「シュンは何買ったの??」

「あ、俺?俺はこのパーカー」


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