愛のうた。
ユキを見る限り、いっつもヨウタを見てるし態度が違うんだよな~


昼休みが終わるとさっそくシュンたちに
メンバーの事を聞いてみた。


ちょうどシュンたちもそのメンバーで考えてたらしく即決定!


「沙知~次教室移動。生物室行くぞー」

「シュン、ちょっと待って。今ナナと話してるから~」

そう言うとシュンは“ムッ”とした表情で、私の腕を強引に引っ張った。



「ちょっ・・・え、え?」

シュンと私は廊下へと出る。

「なぁ、沙知」


な、何??もしや、怒ってるのですか!?


「ナナばかりじゃなくて俺とも居ろよ」

「はいっ?」


しょげて下を向くシュン。


「俺よりナナばっかりでさぁ~」

「何言ってんのよ。シュンとは家、隣だし窓開ければいつでも話せるでしょ?」


そう言うとシュンはさらにうつむく。


「そうだけどさぁ~」

まるで幼稚園児のように口を尖らせる。



「シュンってナナが言ってる通り、やっぱ乙男!?」

「乙男って言うなよ!!」

そんなくだらない話をしながら2人は生物室へと向かう。
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