愛のうた。
「中学の時は気まずくなりたくないから言えなかった、
高1の時はクラスが違くてタイミングが掴めなかった。だから今回なんだ」


「あの、言ってる事が分からないんだけど・・・」

「・・・・っ、つまりユキに告るって事だ」

「はいっ?」


ユキに告る・・・ユキに告るぅ!?


「嘘でしょーっ!?」

「沙知声がデカイ」

私は慌てて自分の口を塞ぐ。


「そうなの?い、いつ!?」

「今日のキャンプファイヤーの時」


まさか2人が両想いだったとは。。。←まだ決まった分けではない。


「ユキに言ったらお前をこっぱみじんにして海に捨てるからな!
それでシュンとバトルになったら、本気で倒すからな!」

「は、はい!」


席に戻ると皆はそれぞれ自由な事をしている。

「あれ~2人とも遅かったね」

「ちょっと混んでて。な、沙知?」

ヨウタが私に相づちを求める。


「うん。そうだよ」

「ふ~ん、そっか♪」

ユキはあっさり納得したらしく、ナナとの会話に戻っていった。


ユキ・・・モテるなぁ。
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