愛のうた。
「キャンプファイヤーだぜぇ!俺とナナのような真っ赤な愛の炎!」
なんかノゾム君のテンションが異常に高いんですけど~
「なぁ。沙知いつすればいいんだ?」
ヨウタが私に耳打ちしてくる。
「私たちがなんか理由つけて、はけるから」
とか言ったがどうすりゃいいんだ!?
「ねぇ、シュンあのね・・・」
私はユキとヨウタが告白をしあう事をいった。
ナナとノゾム君にも同様に話す。
皆、目が点になっていて口がポカーンと開いている。
しばらくして皆意味が分かったようにピースをする。
ヨウタはそわそわしながら炎の周りを歩いていて、
ユキは腕を組んで黙っている。
「あ、いたたたた!お、お腹が痛いよぉ~」
私はお腹を抱えてしゃがむ。
なんてバカらしい芝居なのだろう。
「さ、沙知!大丈夫かよ!俺が部屋に運ぶ!」
シュンが私を抱える。
「沙知ちゃん!だ、大丈夫か!?俺が付きそう!」
とノゾム君。
「沙知~どうしちゃったのよぉ~」
ナナ・・・大げさ過ぎだよ!