志緒少々
このままだと真面目に長々と語ってしまいそうなので、
このあたりでやめておきましょう。
だって、このエッセイは別にケータイ小説について語るために書き始めたんじゃないんだもの。
私の下らない日常のあれこれや、
頭に何となく浮かんだことを書くために始めたんだもの。
真面目なことをつらつら書くつもりは毛頭ございません。
もっと不真面目でいい加減でジョークに満ちあふれたエッセイにしたいのです。
いや、真面目なことだって書きたいとは思っているけれど。
顔も知らない姉ちゃんがクソ真面目に小説を語るエッセイなんて面白くないじゃないのさ。
というわけで、自己紹介代わりの小説についての章はこれでおしまい。
坂井道子……まちがえた。
坂井志緒でした。