志緒少々

手早く材料を刻んで、鍋に具材や調味料を入れて、ちゃちゃっと準備を進めていく伯母。

未亡人の伯母は現在独り暮らしなので、たくさん炊ける炊飯器がないため、お米も鍋で炊いちゃいます。

驚いたのは、伯母が計量カップの類いを全く使わないこと。

お酢、砂糖、醤油、みりんなどなど、全部目分量なんです。

(しかもそれで美味しくできる。)

お米の水でさえ、手の浸かり方で量るんですから驚きました。

(しかもそれでちゃんと炊ける)



ああ、こういうのを「料理ができる」って言うんだ。

「真の女子力」みたいなものを感じました。

おばちゃんかっこええ!!

主婦歴とか料理の経験値を積むと、これくらいできるようになるもんなの?

(うちの母は未だに料理が苦手ですねん…)

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