彼が残した物
「ぬいぐるみですかぁ??嬉しいですよぉ。」

確かに、愛羅は可愛いオーラをまとっているよね。

「そしてその子っ!!」

わ、私!?

「超きれいっ!!美人っ!!」

「え??」

「もぅ、何なの、この2人はっ!!もしかして、愛羅ちゃんと漓罹華ちゃんっ!?」

「どうして知ってるんですか??」

「もーぉ、あなたたち2人は去年有名になった、美人&可愛いコンビだものっ!!」

紗璃奈さんがそう言うと、心なしか他の先輩方の視線が感じられるようになった。

そしてひそひそ声さえも。

「うそっ!!あの2人がっ!!」

「本物やばいしっ!!」

「可愛い&美人の由来がわかるわー」

せ、先輩方・・・。

っていうか私達がそんなに名前が通ってるなんて・・・。

知らなかった。

「おいっ!!もしかして・・・漓罹華??」

不意に声をかけられた。

そして、声をかけてきた人に私は動揺を隠せなかった。
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