龍桜~双子の最強暴走族~
そして私たちは小学校二年生になった。

この頃になったらもう大人の族の奴ら並みに喧嘩もできるし勉強もできる。

そのためいつも学校のトップだった。
それを憎む人はもちろんいた。

子供が親に言ってその親がうちらを憎む。
人って惨め…

「蓮。学校いこ?」

「ん。」

蓮も完璧白黒性格がはっきりした。もちろんわたしも。

「いってきます!」

「てきまーす」

『いってらっしゃい!』


ー学校ー

ガラッ
ピシャ

「おっおはよう…神崎さん。」

「おはよー!」
「………。」

なんだ?この気まずさ…きにくわない。。。
「あっあの…」

「なに?」

「神崎さんに伝言…放課後グラウンドの倉庫に来い…って…」

へぇー…私らに喧嘩でもうるのかな?

「わかった!わざわざありがとね?」

「サンキュ」

「うっうんっ!」

その子はビクビクしながら友達のところへ行った。

「蓮。」
「おう。」

そして面倒くさい授業は全部寝て


ー放課後ー

「ここ。だな。」
「ん。。。」

「神崎さんのとこのお子さんですか?」

そこにいたのは…

「……そうだけど…」

「ふっ。ばかばしい。麗華。蓮。家に帰るよ。」

「なんでてめぇにそんなこと言われなきゃいけねんだよ。俺らはもうあの家の子じゃねぇ…」

パッシーン!

「蓮!やめて!もう蓮をきずつけないで…」

「なら…戻ってくるわね?」

「それは無理…」

「なぜ?!あなたたちは一生私たちの玩具なのよ!」

いや。いや。いや。いや。
「いやー!!!!!」

ドサッ
おもいきりわたしは元お母さんを押し倒した。

「いやっいやっいやっ!あんなところに戻るか!もうあんたらの玩具になるのはいやだ!いやだ!」

ガンッ
ゴンッ
ドゴッ
ドガッ
わたしはあいつを殴り続けた。
「麗華やめろ!こいつしんじまう!」
パシッ
「いやぁー…もう…いやぁー…ぐすん…れぇんー…」

そのでわたしの意識は途絶えた。

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